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湘南新宿ライン
(大宮〜新宿〜逗子)
2024.3.24 戸塚駅を新設。

 湘南新宿ラインは、新宿駅を経由して高崎線と東海道本線(東海道線)、および東北本線(宇都宮線)と横須賀線とを相互直通運転を行っている、JR東日本の鉄道幹線である。本来では実際の運行区間である高崎駅〜小田原駅間(高崎線・東海道線系統)と宇都宮駅〜逗子駅間(宇都宮線・横須賀線系統)を指しているが、本項ではこの系統を総合している埼玉県の大宮駅より新宿駅および横浜駅、大船駅などを経由し、神奈川県の逗子駅までの区間について主に記述する。

概要

 もともと東京駅からの東海道線や横須賀線、上野駅からの宇都宮線や高崎線の普通列車(快速も含む)を、新宿駅を経由して相互直通運転をする目的で、2001年12月1日のダイヤ改正から運転が開始された。新宿駅を経由とした南北直通運転であるものの、背景には私鉄との競合などが本路線の運転開始のきっかけとなっている。[1]

 また、池袋駅から大崎駅まで線路を共用している埼京線の延伸ができなかった代わりとしての役目も受け持っている点が挙げられている。[2]

 暫定運行当初は日中が中心で、25往復の設定となっており、うち18往復は南北直通、残りの7往復は東海道線や横須賀線からの新宿駅発着であったが、当時は池袋駅構内の配線の関係で大幅増発ができない状態であったことが大きな要因になっていた。その池袋駅の構内改良が2004年6月に実施され、山手貨物線と埼京線の立体交差化工事が完了し、併せて平面交差が解消されたことから、4ヶ月後の同年10月16日にダイヤ改正において64往復へと大幅増発され、時間帯も全日に拡大された。現在ではすべて新宿駅における南北直通運転になっている。

運行経路

 ここでは大宮駅から新宿駅、および大船駅経由で、横須賀線の逗子駅までの経路を記載する。

東北本線区間(東北貨物線)

 大宮駅を出た列車は、田端操車場付近まで東北貨物線を走行する。途中浦和駅を通り、赤羽駅までは東北本線の旅客線(上野発着列車および上野東京ライン)と京浜東北線と並走するが、さいたま新都心駅には貨物線にホームがない為に通過する。[3]赤羽駅から先は、王子駅まで旅客線と並走、さらに上中里駅まで京浜東北線とそれぞれ並走した上で、中里トンネルに入りながら大きく右へカーブしたうえで、駒込駅付近より山手線と並走。ここより東北貨物線から山手貨物線に入る。

山手線区間(山手貨物線)

 駒込駅付近からは山手貨物線に入り、大崎駅まで山手線と並行するかたちになる。さらに池袋駅から大崎駅までは埼京線と線路を共用し、途中新宿駅、渋谷駅、恵比寿駅に停車する。[4]

東海道本線区間(大崎支線および品鶴線 <横須賀線>)

 大崎駅にてりんかい線新木場方面へ直通する埼京線と離れ、品鶴線(ひんかくせん)<→横須賀線>と合流する旧蛇窪信号場までは「大崎支線」を通る。品鶴線とは線路名称上における東海道本線の貨物線であり、実質横須賀線の列車がメインとなっていることから、本項では以下横須賀線として記述する。ここもカーブの区間で、左側の東京総合車両センターを見て右へカーブしながら、やがて品川・東京方面からの横須賀線の線路と合流する。その合流直後の西大井駅から逗子駅までの区間は横須賀線と線路を共用し、この先は武蔵小杉駅、新川崎駅、横浜駅、保土ケ谷駅、東戸塚駅、戸塚駅へと進んでいくが、宇都宮線・横須賀線系統はこの区間は各駅に停車、一方の高崎線・東海道線系統は快速運転である為、武蔵小杉駅と横浜駅、戸塚駅にそれぞれ停車する。戸塚駅を出てすぐに分岐線があり、横須賀線への列車はそのまま直進し、東海道線への列車は横須賀線線路から東海道線の旅客線へ移り、それぞれの線路にて大船駅へ向かうかたちとなる。

横須賀線区間(大船〜逗子間)

 大船駅を出た列車は、平塚・小田原方面へ向かう東海道線の線路と離れて左へカーブ、ここからは線路名称上においては横須賀線の単独区間となる。湘南モノレールの高架線を潜ってしばらくすると、やがて左右に山々などが迫り、鎌倉らしい寺社仏閣などが姿を現して北鎌倉駅に到着。円覚寺や建長寺などへの下車駅であり、次の鎌倉とともに週末は大いに賑わう。北鎌倉はかつての映画監督・小津安二郎が居住していた場所で、テレビCMなどでも紹介された。そして列車は歴史的な代表的古都の鎌倉駅に到着。鶴岡八幡宮や鎌倉宮をはじめ、駅前からの江ノ電に乗り換えて、長谷観音や大仏、そして江ノ島へ至ることができる。列車は名越のトンネルを抜けると、終着である逗子駅に到着する。湘南新宿ラインの列車はここまでであるが、横須賀線の列車自体はこの先、横須賀・久里浜方面へと続いている。

運行内容

2015年4月1日現在、高崎線〜東海道線系統宇都宮線〜横須賀線系統の2種類が運転されている。

高崎線〜東海道線系統

特別快速(全区間特別快速)

 2014年10月16日から運行されている種別。日中1時間に1本の割合で運行されており、高崎線内では快速「アーバン」[5]、東海道線内では快速「アクティー」と停車駅がほぼ同じであることが特徴で、とくに高崎線内においては日中の「アーバン」を置き換えたかたちとなっている。また熊谷駅から高崎駅までは各駅に停車するため、高崎行きの場合、熊谷からは「普通」列車として案内されている。運行区間は北行1本の平塚駅始発を除いて、高崎駅から小田原駅までとなっており、全列車籠原駅を境に小田原駅方は15両、高崎駅方はホームの有効長から10両となっている。なお一時期ではあったが、多客期の土休日2往復に小田原駅から熱海駅まで延長運転され、途中真鶴駅と湯河原駅に停車していた。ちなみにこの延長運転の実施計画については、2015年以降事実上終了している。

快速(高崎線内および東海道線内普通 <大宮〜戸塚間快速>)

 2001年12月1日の湘南新宿ライン運転開始から運行されている種別で、大崎駅から戸塚駅まで横須賀線の線路を経由し、前述のように西大井駅、新川崎駅、保土ケ谷駅、東戸塚駅を通過する関係から、あくまで横須賀線内における「快速」と称されている。しかしながら実質的には、高崎線や東海道線とも線内において普通列車となっており、南行の高崎線の大宮駅までと東海道線の戸塚駅から先、および北行の大崎駅から先は「普通」として案内される。[6]基本的な運行区間は籠原駅〜平塚駅(一部、国府津駅)間であるが、朝夕には高崎駅や小田原駅発着のほか、さらには両毛線の前橋駅発着、平日朝の1本には深谷駅発がそれぞれ設定されている。編成両数は籠原駅を境に小田原駅方は15両、高崎駅方はホームの有効長から10両となっているものの、深谷駅発の列車に限り、全区間15両で運転される。(深谷駅の3番ホームが15両対応なことから。)

高崎線〜東海道線系統における行先表示の例。左写真の「新宿経由快速」の表示では、東海道線内の始発駅から大崎駅到着前まで基本的に表示され、且つ「高崎線内普通」の表示もされる。写真はE233系車両の表示であり、新宿経由の部分は緑色、快速の部分は橙色となっている。

宇都宮線〜横須賀線系統

快速(宇都宮線内快速・横須賀線内普通)

 2014年10月16日から運行されている種別で、宇都宮線内では従来の快速「ラビット」を置き換えたかたちで、日中1時間に1本の割合で運行されており、小山駅から大宮駅まで快速運転を行っている。小山駅〜大宮駅間以外および横須賀線内は各駅に停車するために、南行では始発駅から大宮駅までと北行の大崎駅から小山駅までは「快速」と表示される。運転区間は宇都宮駅から逗子駅が基本(一部は大船駅発)で、編成両数は大部分が15両編成で運転されているものの、一部では小金井〜宇都宮間ならびに全区間10両編成で運転されている。

宇都宮線〜横須賀線系統のうち、宇都宮線内を快速運転する場合の行先表示の例で、横須賀線内の始発駅から大崎駅到着前まで「宇都宮線内快速」と表示される。上写真はE231系車両、下写真はE233系車両。

普通(全区間普通)

 2001年12月1日の湘南新宿ライン運転開始から運行されている種別で、基本的には宇都宮駅から逗子駅までとなっているものの、一部には小金井駅や大船駅発着のほか、平日の朝1本には古河駅発も設定されている。編成両数は大部分が15両編成で運転されているものの、一部では小金井〜宇都宮間ならびに全区間10両編成で運転されている。

過去の運行内容

 登場から本格開業までの2001年12月1日から2004年10月15日まで(すなわち、暫定開業時)は、上記の高崎線〜東海道線系統の快速、宇都宮線〜横須賀線系統の普通に加えて、新宿駅から横須賀線の横須賀駅[7]へ定期列車も設定されていたほか、宇都宮線〜横須賀線系統では黒磯駅発着[8]もそれぞれ設定されていた。

使用車両

現在の使用車両


E231系近郊型タイプ
(国府津車両センター所属)

E233系3000番台
(国府津車両センター所属)


E231系近郊型タイプ
(小山車両センター所属)

E233系3000番台
(小山車両センター所属)

 湘南新宿ラインにて使用されている車両は2016年4月現在、上野東京ラインなどと共通でE231系近郊タイプ型車両E233系3000番台車両にて運用され、小山車両センターおよび国府津車両センターに配置されている。2001年12月の暫定時には小山車両センター(当時は小山電車区)の車両だけで、グリーン車なしの編成にて運用されたが、2004年10月の本格開業と同時に4号車と5号車にグリーン車の連結を開始、併せて国府津車両センターにも配置が開始され、全列車がE231系での運用に統一された。基本的な運用においては上野東京ライン開業前の2015年3月13日までは、高崎線〜東海道線系統は国府津車両センター(以下・国府津車)所属、宇都宮線〜横須賀線系統は小山車両センター(以下・小山車)所属の車両がそれぞれ受け持って運用された。

 その後、上野東京ラインが開業した2015年3月14日からは、車両運用の大幅な見直しに伴って、従来のE231系のほか、E233系3000番台車両も運用に加わったことや、基本的に小山車や国府津車との区別がなくなったことにより、両形式とも共通運用となっている。これによってE231系とE233系3000番台との併結運用が数多く見られるほか、国府津車による宇都宮線〜横須賀線系統ならびに小山車による高崎線〜東海道線系統の運用、さらには国府津車と小山車との併結運用が見られるなどといった事実上の共通運用となっており、併せて実質的に車両運用の受け持ちが合理化されたなど、近郊型車両グループの一員となって運用されている。

  • E231系近郊型タイプ

    • 小山車両センター所属(宮ヤマ)

      • 10両の基本編成と5両の付属編成があり、いずれもU編成であり、基本編成には4号車と5号車にグリーン車が連結されている。実際には基本編成のみの10両編成のほか、宇都宮・高崎寄りに付属編成の5両編成を連結した15両編成が運用されている。
      • 上野東京ライン開業前までは、専ら宇都宮線〜横須賀線系統で運用されたが、上野東京ライン開業後は高崎線〜東海道線系統でも運用されている。
      • 同じく小山車両センターならびに国府津車両センターに所属するE233系と共通で運用されており、15両編成での場合は同所属のE231系ならびにE233系と連結して運用されることもあるほか、国府津車両センター所属のE231系およびE233系と連結して運用されることもある。
      • 種別表示においては「特別快速」および「快速」が表示され、「普通」は表示されない。

    • 国府津車両センター所属(横コツ)

      • 10両の基本編成(K編成)と5両の付属編成(S編成)があり、基本編成には4号車と5号車にグリーン車が連結されている。実際には基本編成のみの10両編成のほか、宇都宮・高崎寄りに付属編成の5両編成を連結した15両編成が運用されている。
      • 上野東京ライン開業前までは、専ら高崎線〜東海道線系統で運用されたが、上野東京ライン開業後は宇都宮線〜横須賀線系統でも運用されている。
      • 同じく国府津車両センターならびに小山車両センターに所属するE233系3000番台と共通で運用されており、15両編成での場合は同所属のE231系ならびにE233系と連結して運用されることもあるほか、小山車両センター所属のE231系およびE233系と連結して運用されることもある。
      • 種別表示においては「特別快速」および「快速」が表示され、「普通」は表示されない。
  • E233系3000番台

    • 小山車両センター所属(宮ヤマ)

      • 10両の基本編成と5両の付属編成があり、いずれもU編成であり、基本編成には4号車と5号車にグリーン車が連結されている。実際には基本編成のみの10両編成のほか、宇都宮・高崎寄りに付属編成の5両編成を連結した15両編成が運用されている。
      • 上野東京ライン開業前までは、専ら宇都宮線・高崎線で運用された。
      • 同じく小山車両センターならびに国府津車両センターに所属するE231系近郊型タイプと共通で運用されており、15両編成での場合は同所属のE231系ならびにE233系と連結して運用されることもあるほか、国府津車両センター所属のE231系およびE233系と連結して運用されることもある。
      • 湘南新宿ラインで運用される際、南行・北行ともに行先・線名が橙文字で表示される。
      • 種別表示においては「特別快速」や「快速」に加え、「普通」も表示される。

    • 国府津車両センター所属(横コツ)

      • 10両の基本編成と5両の付属編成があり、いずれもE編成であり、基本編成には4号車と5号車にグリーン車が連結されている。実際には基本編成のみの10両編成のほか、宇都宮・高崎寄りに付属編成の5両編成を連結した15両編成が運用されている。
      • 上野東京ライン開業前までは、専ら東海道線で運用された。
      • 同じく国府津車両センターならびに小山車両センターに所属するE231系近郊型タイプと共通で運用されており、15両編成での場合は同所属のE231系ならびにE233系と連結して運用されることもあるほか、小山車両センター所属のE231系およびE233系と連結して運用されることもある。
      • 湘南新宿ラインで運用される際、南行・北行ともに行先・線名が橙文字で表示される。
      • 種別表示においては「特別快速」や「快速」に加え、「普通」も表示される。

上野東京ラインの開業前まではE231系近郊型タイプのみの運用であったが、以降はE233系車両も運用に加わり、E231系車両とE233系車両との併結も日常的に行われている。

行先表示区間

路線および種別 解説
特別快速(高崎線〜東海道線系統) 高崎線方面(北行)の熊谷駅到着までは「特別快速 湘南新宿ライン/高崎線直通」表示。熊谷駅から先は「高崎線(E233系は「普通」表示も入る)」表示。東海道線方面(南行)は全区間「特別快速 湘南新宿ライン/東海道線直通」表示。
快速(高崎線〜東海道線系統) 高崎線方面(北行)の大崎駅到着前までは「快速 湘南新宿ライン/高崎線内普通」表示。大崎駅から先は「湘南新宿ライン/高崎線直通(E233系は前に「普通」表示も入る)」表示。東海道線方面(南行)の大宮駅到着前と戸塚駅から先は「湘南新宿ライン/東海道線直通(E233系は「普通」表示も入る)」表示。大宮駅から先と戸塚駅到着前までの区間は「快速 湘南新宿ライン/東海道線直通」表示。
快速(宇都宮線〜横須賀線系統) 宇都宮線方面(北行)の大崎駅到着前とは「湘南新宿ライン/宇都宮線内快速(E233系は「普通」表示も入る)」表示。大崎駅から先と小山駅到着前までの区間は「快速 湘南新宿ライン/宇都宮線直通」表示。小山駅から先は「湘南新宿ライン/宇都宮線直通(E233系は「普通」表示も入る)」表示。横須賀線方面(南行)の大宮駅到着前までは「快速 湘南新宿ライン/横須賀線内普通」表示。大宮駅から先は「湘南新宿ライン/横須賀線直通(E233系は「普通」表示も入る)」表示。
普通(宇都宮線〜横須賀線系統) 宇都宮線方面(北行)は全区間「湘南新宿ライン/宇都宮線直通(E233系は「普通」表示も入る)」表示。横須賀線方面(南行)は全区間「湘南新宿ライン/横須賀線直通(E233系は「普通」表示も入る)」表示。

 いずれの場合、各始発駅から新宿駅までは「新宿経由」と表示され、新宿駅到着後に経由表示はされなくなる。(この点においては上野東京ラインも同じ。)

過去の使用車両(暫定運用時)


211系

115系


215系

E217系

211系

 暫定開業期間に運用され、高崎線〜東海道線系統および宇都宮線〜横須賀線系統で活躍していた。当該車両は新前橋電車区(現在は高崎車両センター)に配置されており、グリーン車なしの10両編成(5両×2編成)および15両編成(5両×3編成)で運用された。[9]前面表示では「○○線直通」のみで、側面の行先表示は国鉄式を採用しており、快速などに使われている「新宿経由」の赤文字を加えた行き先が表示されていた。[10]その後は2004年10月16日の本格開業にて湘南新宿ラインでの運用を終了し、宇都宮線や高崎線の上野口で活躍していたが、E233系車両への置き換えに伴い、2014年3月でもって全ての運用を終了した。[11]

115系

 小山電車区(現在は小山車両センター)所属の車両が宇都宮線〜横須賀線系統にて、黒磯駅から大船駅まで運用された。こちらも211系車両と同じく、前面表示では「○○線直通」のみで、側面の行先表示は国鉄式を採用しており、快速などに使われている「新宿経由」の赤文字を加えた行き先が表示されていた。2001年12月1日に運用を開始し、2002年7月まで運用されていた。湘南新宿ラインでの運用終了後も宇都宮線で活躍し[12]、2004年10月の改正まで運用された。

215系

 暫定開業期間において、新宿駅から毎日運行の横須賀線系統ならびに土曜・休日の東海道線系統において運用されていた。田町電車区所属のグリーン車付きオール2階建て(ダブルデッカー)の10両編成で、新宿駅から横須賀線系統では横須賀駅まで、東海道線系統では小田原駅までそれぞれ運用された。先頭車前面の種別表示は横須賀線系統では「普通」、東海道線系統では「快速」と表示されていた。2004年10月15日に運用を終了し、現在では「湘南ライナー」などで運用されている。

E217系

 本来は横須賀線・総武快速線で活躍している形式でありながら、湘南新宿ラインにおいても暫定期間において新宿駅から横須賀線系統にて運用され、横須賀駅および久里浜駅まで運用された。鎌倉車両センター所属のグリーン車付き11両編成[13]で運用され、前面表示では新宿行きは「普通」、横須賀線方面行きは「須賀線-武線」とそれぞれ表示されていた。2004年10月15日に新宿駅から横須賀駅および久里浜駅までの湘南新宿ラインでの運用を終了し、現在では横須賀線・総武快速線などで運用されている。[14]




湘南新宿ライン 駅一覧

※ここでは、大宮〜新宿〜横浜〜大船間を中心に、定期列車が運転されている区間(一部区間を除く)を記載する。
(宇都宮〜大宮間は宇都宮線、高崎〜大宮間は高崎線、大船〜小田原間は東海道線をそれぞれ参照。)

湘南新宿ライン(宇都宮・高崎〜大宮〜新宿〜横浜〜大船〜逗子・小田原)
路線名
駅番号















接続している路線





















宇都宮
(うつのみや)
  • 東北新幹線
  • 宇都宮線<矢板・黒磯方面>
  • 日光線<鹿沼・日光方面>
  • 烏山線<大金・烏山方面>
雀宮
(すずめのみや)
石橋
(いしばし)
自治医大
(じちいだい)
小金井
(こがねい)
小山
(おやま)
  • 東北新幹線
  • 両毛線<栃木・桐生・前橋方面>
  • 水戸線<下館・友部・水戸方面>
間々田
(ままだ)
|
野木
(のぎ)
|
古河
(こが)
栗橋
(くりはし)
|
東鷲宮
(ひがしわしのみや)
|
久喜
(くき)
新白岡
(しんしらおか)
|
白岡
(しらおか)
|
蓮田
(はすだ)
東大宮
(ひがしおおみや)
土呂
(とろ)
|


















高崎
(たかさき)
||
  • 上越新幹線
  • 北陸新幹線(長野経由)
  • 上越線<水上方面>
  • 吾妻線<大前方面>
  • 両毛線<前橋・桐生・小山方面>(一部の列車は前橋駅まで乗り入れ。)
  • 信越線<安中・横川方面>
  • 上信電鉄線<上州富岡・下仁田方面>
倉賀野
(くらがの)
新町
(しんまち)
神保原
(じんぼはら)
本庄
(ほんじょう)
岡部
(おかべ)
深谷
(ふかや)
籠原
(かごはら)
熊谷
(くまがや)
行田
(ぎょうだ)
|
吹上
(ふきあげ)
|
北鴻巣
(きたこうのす)
|
鴻巣
(こうのす)
北本
(きたもと)
|
桶川
(おけがわ)
|
北上尾
(きたあげお)
|
上尾
(あげお)
宮原
(みやはら)
|
大宮
(おおみや)
JS24






浦和
(うらわ)
JS23
赤羽
(あかばね)
JS22


















池袋
(いけぶくろ)
JS21
新宿
(しんじゅく)
JS20
渋谷
(しぶや)
JS19
恵比寿
(えびす)
JS18
大崎
(おおさき)
JS17
















西大井
(にしおおい)
JS16
  • 横須賀線<品川・東京・千葉・成田空港方面>
武蔵小杉
(むさしこすぎ)
JS15
新川崎
(しんかわさき)
JS14 [15]
横浜
(よこはま)
JS13
保土ケ谷
(ほどがや)
JS12   
東戸塚
(ひがしとつか)
JS11   
戸塚
(とつか)
JS10
大船
(おおふな)
JS09






北鎌倉
(きたかまくら)
JS08 ||   
鎌倉
(かまくら)
JS07
逗子
(ずし)
JS06








藤沢
(ふじさわ)
辻堂
(つじどう)
|
茅ケ崎
(ちがさき)
平塚
(ひらつか)
大磯
(おおいそ)
|
二宮
(にのみや)
|
国府津
(こうづ)
  • 御殿場線<御殿場・沼津方面>
鴨宮
(かものみや)
|
小田原
(おだわら)
  • 池袋駅〜大崎駅間は埼京線、西大井駅〜逗子駅間は横須賀線との共用区間。
  • 上記の内容から横浜駅や戸塚駅での場合、東海道線直通列車であっても横須賀線ホームから発着する。
  • 特別快速」「快速」は高崎線〜東海道線系統、「普通」は宇都宮線〜横須賀線系統にてそれぞれ運行されている。
  • 快速東海道線快速)」は、大宮駅以遠の高崎線内および戸塚駅以遠の東海道線内は「普通」として運行。
  • 宇都宮線〜横須賀線系統の一部は、宇都宮線内「快速」、横須賀線内「普通」として運行。

脚注

  1. ^ 実際、前の年の2000年に東急目黒線と東京メトロ(当時の営団地下鉄)南北線、埼玉高速線(2001年に開通)、都営三田線との相互直通運転が開始されたほか、2001年には東急東横線にて特急運転の開始。2002年には小田急にて新宿駅から藤沢駅まで「湘南急行」(2004年に「快速急行」へ発展)がそれぞれ運転開始されるなど、対抗策を打ち出している。さらに東急東横線は2013年3月16日から渋谷駅において、東京メトロ副都心線との相互乗り入れが開始され、同時に東武東上線と西武池袋線との相互乗り入れも開始されている。
  2. ^ かつて国鉄時代に埼京線は、高崎線の宮原駅まで延長する計画が出されていたものの、結局は大宮駅からは電化された川越線へ振り替えられた。
  3. ^ 2013年3月15日までは、浦和駅も貨物線にホームがない為に通過していた。
  4. ^ このうち特別快速(高崎線・東海道線系統)は、恵比寿駅を通過する。
  5. ^ ただし、特別快速が停車する北本駅には快速「アーバン」は停車しない。
  6. ^ 従って「快速」と表示、案内される区間は、南行の大宮駅から戸塚駅まで、北行の東海道線内の始発駅から大崎駅までとなる。
  7. ^ 一部、久里浜駅へも運転されていたほか、土曜・休日には東海道線への快速も設定され、小田原駅まで運転されていた。
  8. ^ 黒磯駅発着は2004年3月13日まで設定されていた。
  9. ^ 車両運用の都合などによっては、田町電車区のグリーン車付きの211系車両も、新宿駅からの東海道線直通の運用の応援に就いていた。
  10. ^ 高崎線へ直通の行先表示は白地幕で黒文字仕様であったが、宇都宮線へ直通の行先表示の場合は誤乗防止の観点から、緑地に白抜き文字仕様で表示されていた。
  11. ^ 宇都宮線は2013年3月で運用を終了している。
  12. ^ 高崎線では既に湘南新宿ライン開業まで撤退している。(2001年11月30日に運用終了)
  13. ^ 当時は幕張車両センターにもE217系車両の配置があり、幕張車で運用されたこともたびたびあった。
  14. ^ 2006年3月18日から2015年3月13日までは、東海道線でも運用されていた。(東京駅から熱海駅まで。<回送も入れば来宮駅まで。>)
  15. ^ 制度上における乗換駅ではないが、南武線の鹿島田駅に近い。



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