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京王新線
(新線新宿〜笹塚間)

 京王新線は新線新宿駅から笹塚駅までの京王電鉄の路線であり、京王線の複々線部分にあたっている。京王線では途中駅無停車であるものの、新線部分については初台駅と幡ヶ谷駅が存在しており、これらを経由している全ての列車が初台駅および幡ヶ谷駅に停車している。また新線新宿駅においては都営新宿線と相互乗り入れを行っており、大島駅ならびに本八幡駅まで乗り入れている。

 本項ではおもに、新線新宿駅から笹塚駅までの新線区間を運行している列車について記述する。

運転内容

 京王新線では2016年3月現在、急行や区間急行、快速、各駅停車(各停)の4種類が運転されており、全列車すべて各駅停車で運転されており、前述のように初台駅や幡ヶ谷駅にも停車する。また都営新宿線と相互乗り入れしている関係から都営新宿線と一体となって運行されており、事実上都営新宿線の延長区間のような扱いになっている。

日中時間帯における運転内容

※新線新宿駅は都営新宿線新宿駅と同一。
種別\駅名 本八幡 新線新宿 笹塚 京王多摩センター 橋本 備考
区間急行 3本 3本 都営新宿線内各駅停車<一部急行>
快 速 3本 3本 都営新宿線内各駅停車
各 停 3本 都営新宿線内各駅停車<一部急行>

都営新宿線急行

 都営新宿線における優等種別であり、笹塚駅から新線新宿駅を経由して大島駅および本八幡駅まで運転されている。1997年に都営新宿線区間だけで運行開始され、2001年3月から2015年9月まで京王線へ乗り入れ、相模原線の橋本駅まで全区間急行で運転されていた。前述のように2015年9月以降はおもに笹塚駅発着に短縮されているが、土曜休日の朝の2本は高尾線の高尾山口駅まで運転されている。なお笹塚発着の列車は笹塚駅にて橋本駅発着の準特急に接続している。

 2022年3月12日ダイヤ改正では大部分が新宿線内各駅停車に格下げされるなど大幅に縮小され、全日とも京王線方面は午前に、本八幡方面は午後にそれぞれ40分間隔で運行される。

京王線方面急行

 前述のように、かつては都営新宿線の本八幡駅から相模原線の橋本駅までの全区間で運転されていたが、2015年9月のダイヤ改正以降は平日のラッシュ時に新線新宿駅から橋本駅まで運転され、都営新宿線内は各駅停車にて運転されている。また土曜休日の朝には高尾山口駅までの列車が4本運転されており、このうちの2本は前述のように都営新宿線内も急行運転されている。

区間急行快速

 これらの種別はいずれも都営新宿線内は各駅停車であり、本八幡駅から新線新宿駅経由で橋本駅まで10分間隔で運転されている。内訳では区間急行や快速それぞれ20分間隔で設定されている。

各停(各駅停車)

 基本的には都営新宿線の本八幡駅から新線新宿駅を経由して笹塚駅まで運転されているが、平日の夕方ラッシュ時には八幡山駅まで運転されているほか、早朝や深夜のごく一部には京王線方面へも乗り入れている。2015年9月のダイヤ改正以降は大部分が区間急行および快速へ置き換えられ、なおかつ橋本駅まで延長されたうえで、当該列車は朝と夜の運転だけになっている。


京王新線 駅一覧
京王新線(新線新宿〜笹塚)
駅番号












接続している路線
新線新宿[1][2]
(しんせんしんじゅく)
KO01
初台
(はつだい)
KO02
幡ヶ谷
(はたがや)
KO03
笹塚
(ささづか)
KO04
  • 京王線<京王八王子・高尾山口・橋本方面>(直通)

脚注

  1. ^ ただし、駅名表示では都営新宿線に合わせて「新宿」となっている。
  2. ^ 運賃計算上などにおいては、実質的に京王線の新宿駅と同じ扱いとなっている。

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