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東京メトロ丸ノ内線

 東京メトロ丸ノ内線は戦後初の営団地下鉄新線として1954年1月20日に池袋駅から御茶ノ水駅までの間が最初の区間として開業している。その後は御茶ノ水以降を順次延伸開業し、最終的には1962年に荻窪駅および支線の方南町駅までそれぞれ全通している。なお新宿駅以西は1972年までは「荻窪線」と呼ばれていた。集電方式には銀座線と同じ「第三軌条」方式を採用している。

運行内容

 丸ノ内線は主に池袋駅から御茶ノ水、東京、霞ケ関、赤坂見附、新宿、中野坂上を経由して荻窪駅へ向かう通し運転を中心に、何本かは池袋駅から新宿駅までの間の区間運転を行っている。また車庫への入出庫から支線の中野富士見町駅発着も設定されている。一方、中野坂上駅からの支線運用では中野坂上〜方南町間の折り返し運転になっている。また全線でワンマン運転を実施している。

運行車両

本線用02系6両編成(池袋〜荻窪・中野富士見町間)

 銀座線の01系車両に次いで、1988年に登場した18m形の車両。丸ノ内線の新しい象徴的な顔として、後の営団他線への新型車登場への役割を果たしている。本線用の6連が池袋駅〜荻窪駅間および池袋駅〜中野富士見町駅間で運用されている。

方南町線支線用02系3両編成(中野坂上〜方南町間)

 方南町支線の旧形車両置き換えおよび冷房化を目的に、1996年に登場した02系3両固定編成車両。本線用の6両固定編成と区別するために、80番台が付けられている。

2000系車両

 現在運用されている02系に代わる丸ノ内線の新系式車両。2019年2月より営業運転を開始する予定で、前面の丸みを帯びているのが大きな特長となっている。今後は2022年度までに6両編成にて53編成登場する予定であり、02系車両を置き換える。

過去の車両

300形(500形)車両

 1954年に開業した当時の300形車両は赤い色、白い帯に加えて銀色のワッカ模様が印象的であった。その後はこの車両自体、丸ノ内線の看板車両として一世を風靡していき、営団だけでなく世界的にも有名になった車両であった。その後40年以上経ち老朽化した為に、02系に置き換えられて1996年に支線の運用にて引退したものの、その後一部の車両はアルゼンチンでも再活躍していた。車両の301号は地下鉄博物館にて保存されている。


中野坂上駅にて1995年撮影。

方南町支線で活躍していた晩年の500形(300形)車両。300形車両は本線引退後、方南町支線にて隠居したかたちで活躍を続けていた。


地下鉄丸ノ内線・駅一覧

地下鉄丸ノ内線(荻窪〜池袋間) :自社線内および都営線改札外乗り換え
駅番号

接続している路線

荻窪
(おぎくぼ)
M-01
南阿佐ケ谷
(みなみあさがや)
M-02
新高円寺
(しんこうえんじ)
M-03
東高円寺
(ひがしこうえんじ)
M-04
新中野
(しんなかの)
M-05
中野坂上
(なかのさかうえ)
M-06
西新宿
(にししんじゅく)
<東京医大病院前>
M-07
新宿
(しんじゅく)
M-08 ※都営新宿線および大江戸線・新宿駅への乗換連絡業務は実施していない。
新宿三丁目
(しんじゅくさんちょうめ)
<三越・伊勢丹前>
M-09
新宿御苑前
(しんじゅくぎょえんまえ)
M-10
四谷三丁目
(よつやさんちょうめ)
M-11
四ツ谷
(よつや)
M-12
赤坂見附
(あかさかみつけ)
M-13
国会議事堂前
(こっかいぎじどうまえ)
M-14
霞ケ関
(かすみがせき)
M-15
銀座
(ぎんざ)
M-16
東京
(とうきょう)
M-17
大手町
(おおてまち)
<サンケイ前>
M-18
淡路町
(あわじちょう)
M-19
御茶ノ水
(おちゃのみず)
M-20
本郷三丁目
(ほんごうさんちょうめ)
M-21
後楽園
(こうらくえん)
M-22
茗荷谷
(みょうがだに)
M-23
新大塚
(しんおおつか)
M-24
池袋
(いけぶくろ)
M-25

方南町支線(方南町〜中野坂上間)
駅番号

接続している路線

方南町
(ほうなんちょう)
Mb-03
中野富士見町
(なかのふじみちょう)
Mb-04
中野新橋
(なかのしんばし)
Mb-05
中野坂上
(なかのさかうえ)
M-06


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