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都営大江戸線
都営大江戸線は、当初「都営12号線」として1991年12月に最初の区間の練馬〜光が丘間が開通した地下鉄路線。日本では大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線に次いで、リニア式の地下鉄を採用し、ATO(自動列車運行装置)におけるワンマン運転システムも採用している。その後1997年には新宿まで開業したのを皮切りに順次路線を延ばし、2000年4月には国立競技場までの延伸を機に「大江戸線」へ改称。そしてその年の12月12日に全線が開業し、「6の字」型運転が実現している。
運行内容
基本には都庁前駅を基準に六本木方面および飯田橋方面へ循環して行くかたちを採っている。都庁前駅始発の列車は新宿西口、飯田橋、両国、六本木を経由して都庁前駅に戻り、さらに練馬を経由して光が丘駅へ向かう。一方、逆の光が丘駅発は都庁前駅を経由して新宿、六本木、大門、両国と経由しながら都庁前駅へ向かうかたちとそれぞれなっている。
運行車両
大江戸線で活躍する12-000形車両(左)と最新形式12-600形車両(右)
大江戸線で活躍している車両は12-000形で、当路線の主力である。近年は経年化も見据えていることから最新形式にあたる12-600形車両によって代替が行われる事が発表され、既に12号線時代から活躍した塗装車(後述)は当路線から姿を消している。
過去の運行車両
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12-000形塗装車(1・2次車)
大江戸線の前身である12号線の最初の区間の、練馬〜光が丘間の開通とともに1991年に登場した車両。以来25年に亘って大江戸線内にて活躍してきたが、最新型の12-600形車両への置き換えに伴って、2016年6月をもって運行を終了している。
写真は1997年12月に練馬駅で撮影したもので、当時はまだ大江戸線ではなく12号線の時代であり、練馬から新宿まで延伸された時のものである。
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路線の豆知識
- 都営地下鉄の路線においては唯一、他の郊外路線との相互直通運転を行っていない。[1]
- 東京の地下鉄路線のなかでは唯一、千代田線と直接乗り換えができない。[2]
- 12号線としての開業当初は1991年の練馬〜光が丘間の区間で、1997年に新宿まで延伸されるまでは都営地下鉄の他の路線とはもちろん、営団地下鉄(当時)の路線とも接続がなかった。[3]
都営大江戸線 駅一覧
○都営大江戸線○(都庁前〜飯田橋〜清澄白河〜六本木〜都庁前〜光が丘間) ●:自社線内および東京メトロ線改札外乗り換え
駅 |
駅番号 |
接続している路線
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都庁前
(とちょうまえ) |
E-28 |
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新宿西口
(しんじゅくにしぐち) |
E-01 |
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東新宿
(ひがししんじゅく) |
E-02 |
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若松河田
(わかまつかわだ) |
E-03 |
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牛込柳町
(うしごめやなぎちょう) |
E-04 |
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牛込神楽坂
(うしごめかぐらざか) |
E-05 |
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飯田橋
(いいだばし) |
E-06 |
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春日
(かすが)
<文京シビックセンター前> |
E-07 |
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本郷三丁目
(ほんごうさんちょうめ) |
E-08 |
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上野御徒町
(うえのおかちまち) |
E-09 |
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新御徒町
(しんおかちまち) |
E-10 |
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蔵前
(くらまえ) |
E-11 |
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両国
(りょうごく)
<江戸東京博物館前> |
E-12 |
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森下
(もりした) |
E-13 |
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清澄白河
(きよすみしらかわ) |
E-14 |
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門前仲町
(もんぜんなかちょう) |
E-15 |
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月島
(つきしま) |
E-16 |
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勝どき
(かちどき) |
E-17 |
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築地市場
(つきじしじょう) |
E-18 |
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汐留
(しおどめ)
<シオサイト> |
E-19 |
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大門
(だいもん)
<浜松町> |
E-20 |
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赤羽橋
(あかばねばし) |
E-21 |
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麻布十番
(あざぶじゅうばん) |
E-22 |
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六本木
(ろっぽんぎ) |
E-23 |
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青山一丁目
(あおやまいっちょうめ) |
E-24 |
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国立競技場
(こくりつきょうぎじょう)
<東京体育館前> |
E-25 |
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代々木
(よよぎ) |
E-26 |
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新宿
(しんじゅく) |
E-27 |
※東京メトロ丸ノ内線の新宿駅、および西武新宿線の西武新宿駅との連絡接続業務は実施されていない。(いずれも新宿西口駅にて実施されている。) |
都庁前
(とちょうまえ) |
E-28 |
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西新宿五丁目
(にししんじゅくごちょうめ)
<清水橋> |
E-29 |
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中野坂上
(なかのさかうえ) |
E-30 |
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東中野
(ひがしなかの) |
E-31 |
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中井
(なかい) |
E-32 |
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落合南長崎
(おちあいみなみながさき) |
E-33 |
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新江古田
(しんえごた) |
E-34 |
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練馬
(ねりま) |
E-35 |
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豊島園
(としまえん) |
E-36 |
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練馬春日町
(ねりまかすがちょう) |
E-37 |
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光が丘
(ひかりがおか) |
E-38 |
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脚注
- ^ 東京メトロも含めば、銀座線や丸ノ内線も該当する。
- ^ 最も近い乗り換えは、青山一丁目駅にて銀座線か半蔵門線に乗り換え、表参道駅で乗り換える方法が近い。もう一つの新御茶ノ水駅で淡路町駅接続の丸ノ内線に乗り換え、本郷三丁目駅にて乗り継ぐ方法では、新御茶ノ水駅と淡路町駅との連絡接続が長く、また本郷三丁目駅では地上に出るかたちでの乗り換えになるため、あまりそぐわない。
- ^ この内容は同じ時期に開通した営団地下鉄(現在の東京メトロ)南北線も該当していた。南北線も当初、駒込〜赤羽岩淵間が開通し、営団地下鉄の他の路線とはもちろん、都営地下鉄との路線とも接続がなかった。
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