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小田急小田原線(新宿〜小田原)

【更新内容】2024.3.29 町田駅を新設。

 小田急小田原線は新宿から町田、本厚木を経由して小田原へ向かう小田急電鉄の主要幹線。新百合ヶ丘で多摩線、相模大野で江ノ島線と接続し、それぞれ一部の列車で直通運転を行っているほか、代々木上原では地下鉄千代田線と相互乗り入れを行い、本厚木や唐木田から綾瀬(一部は常磐線各駅停車へ乗り入れて取手まで)までそれぞれ運転されている。

運転内容

 小田急では近年、2019年3月にダイヤ改正が実施され、小田原線では特急ロマンスカーをはじめ通勤種別では快速急行、通勤急行、急行、通勤準急、準急、各駅停車がそれぞれ運行されているが、かつては湘南急行(快速急行の前身)や多摩急行、区間準急も運転されていた。

日中時間帯における運行内容

 ここでの日中時間帯における運行パターンの内容は、ロマンスカーを除く一般列車について記述する。(2022年3月12日改正)

種別\駅名

宿























備考
快速急行 3本 3本 新松田〜小田原間は急行。
3本 →藤沢
急 行 3本 →唐木田 多摩線内各駅停車。
我孫子← 3本 代々木上原駅経由千代田線・常磐緩行線直通
3本 3本 新松田〜小田原間は各駅停車。
各駅停車 6本 一部、伊勢原駅発着。

特急ロマンスカー

快速急行

 前身としては2002年3月23日から2004年12月10日まで、新宿駅から藤沢駅および一部は片瀬江ノ島駅まで運行された湘南急行が基で、JR東日本が運行している湘南新宿ラインへの対抗策から新宿駅から相模大野駅までの停車駅の削減(成城学園前、登戸、向ヶ丘遊園を通過)、複々線化区間における高速化、全運転区間の編成増強を目的に設定されている。編成はすべて10両編成で運転される。

 2018年3月17日に実施されるダイヤ改正において登戸駅が停車駅に追加されると同時に、朝夕には多摩線への直通列車も設定された。さらに2019年3月16日のダイヤ改正では、開成駅において快速急行自体は通過するものの、新松田〜小田原間にて急行に種別変更される列車が停車する。

 2022年3月改正のの日中時間帯においては、小田原発着と藤沢発着が毎時3本運転されている。このうち小田原発着については早朝に1本設定されている海老名発を除いて、すべての列車が新松田駅にて種別変更され、新松田〜小田原間は急行として運転され、開成駅にも停車する。

通勤急行

 2018年3月17日に実施されるダイヤ改正において、多摩線から新宿駅へ設定される、平日朝の通勤時間帯における新種別。新宿駅着7:15〜8:50の時間帯において、唐木田駅始発3本、小田急多摩センター駅始発6本がそれぞれ設定される予定で、所要時間の短縮などの利便性を図る。停車する駅は唐木田、小田急多摩センター、小田急永山、栗平、新百合ヶ丘、向ヶ丘遊園、成城学園前、下北沢、代々木上原、新宿である。

急行

 快速急行や湘南急行、および多摩急行登場する前までは小田急線内では主要の優等種別であったが、現在でも主要な優等種別である。主な運行区間では新宿駅から小田原駅までで編成は10両編成であるが、町田駅および相模大野駅からも小田原駅までの列車が運行され、これは6両編成で運行されている。本厚木駅から新松田駅では各駅に停車し、各駅停車を補完する役割を受け持っているものの、新松田駅から小田原駅までは大部分が途中駅無停車で10両編成が運用されるが、一部の列車は停車、すなわち本厚木駅から先は各駅停車というかたちを採っている列車があり、こちらは栢山駅から足柄駅までのホームの有効長(6両分)から6両編成で運行されている。また、かつてから途中駅(相模大野駅)で種別が各駅停車に変更する列車も数多く設定されているが、現在ではほんの少数設定されている。

 2016年3月26日のダイヤ改正では日中においてのパターンが大幅に見直されることになり、新宿発小田原行きおよび新松田行きを併せて毎時3本、千代田線からの多摩線直通唐木田行きが毎時3本の合計6本になり、快速急行からカバーされるかたちになる。また開成駅から足柄駅まで停車していた列車は、日中においてほとんど各駅停車に置き換わり、平日下り3本、平日上り6本、土休日下り1本、土休日上り3本と大幅に削減されている。さらに江ノ島線への日中の列車は快速急行と各駅停車に振り替えられるかたちで廃止されている。さらに2018年3月17日に実施のダイヤ改正において、平日朝の通勤時間帯は快速急行、ならびに通勤急行(新設)へ置き換えられたほか、一部の列車が停車している開成駅〜足柄駅間は急行の停車駅から外されたが、開成駅に関しては2019年3月16日のダイヤ改正にて再び急行停車駅となり、併せて新松田駅で快速急行から変更された急行も停車する。2022年3月12日改正では全体的に縮小傾向となり、新宿〜新松田間を町田〜小田原間に振り替えたうえで10両編成から6両編成へ短縮され、新松田駅にて各駅停車に種別変更されるかたちで実質的に本厚木駅から小田原駅まで各駅に停車する。

 かつて2008年3月15日までは小田原駅を経由して箱根登山鉄道線へ乗り入れ、箱根湯本駅までの列車が終日設定されていた。

通勤準急

 同じく、2018年3月17日に実施されるダイヤ改正において、本厚木駅から東京メトロ千代田線直通列車に設定される、平日朝の通勤時間帯における新種別。代々木上原駅着7:08〜8:50の時間帯において、11本設定される予定。停車駅は従来の準急と同じ。

準急

 登戸駅を境に新宿側が急行、小田原側が各駅停車といった種別で、平日のごく一部に新松田駅、秦野駅、伊勢原駅発もしくは発着があるほかは大部分が本厚木駅発着となっている。本数的には極めて少なく、朝のラッシュ時には上りに多く設定されている。新宿発着と千代田線直通がそれぞれ設定されており、後者が朝ラッシュ時に設定されている。過去には日中も多く設定されていたが、千代田線直通の増発により日中はほとんどが多摩急行に置き換えられている。列車編成はかつては6両編成や8両編成があったが、現在はすべて10両編成で運用されている。

 2018年3月17日実施のダイヤ改正において、千歳船橋駅と祖師ヶ谷大蔵駅、狛江駅が停車駅に追加されるとともに、併せて東京メトロ千代田線へ全列車直通し、日中時間帯中心の運転となっている。

各駅停車

 全区間通じて各駅に停車する種別で、大まかな運転区間では新宿駅〜本厚木駅間と新松田駅〜小田原駅間の2つに分けられている。新宿〜本厚木間では大部分が10分間隔で運行されており、編成両数ではかつては6両編成が多数占めており、現在では8両編成および10両編成が運転されているが、新宿駅発着の10両編成で運転される列車は2019年4月現在、ほんのごく一部での設定であり、日中時間帯はほとんどが8両編成で運転されている。本厚木駅から新松田駅までは前述のように急行が各駅停車の役目を担っているためにごく僅かな設定に留まっている。一時期は日中も新宿からの設定があったが、町田および相模大野からの急行へ置き換えられている。新松田〜小田原間では大部分の急行は途中無停車であるため、日中毎時3〜4本設定されている。こちらも一部では急行が開成〜足柄間に停車する列車が多く設定されていたが、2016年3月26日以降は大幅に減少している。このほか小田原駅から箱根登山鉄道線へ乗り入れて箱根湯本駅までの列車も早朝・夜間の一部に設定されている。列車編成はホームの有効長から6両編成が基本であるが、箱根登山鉄道線へ乗り入れる列車では4両編成も運行される。

 また過去には新宿駅から小田原駅ならびに片瀬江ノ島駅への列車も運行されていたが、現在ではほとんど本厚木駅や相模大野駅などにて分断されている。

 2018年3月17日のダイヤ改正からは新宿駅発着のほか、朝夕および夜の時間帯において千代田線直通も新たに加わり、こちらは10両編成で運転されている。

新宿駅を発着している各駅停車のほとんどは、本厚木駅発着にて運行されており、主に8両編成にて運用されている。しかしながら近年は10両編成で運用される各駅停車は増加されて行く傾向にあり、写真の8両固定編成である2000形車両は、仮に10両編成運用が激増された場合における処遇は明らかになっていない。

過去の列車種別

区間準急

 2014年12月11日から2016年3月25日まで設定された種別。梅ヶ丘〜和泉多摩川間の複々線化によって設定され、主な運行区間は新宿駅から多摩線の唐木田駅までであり本厚木駅や伊勢原駅まではごく少数であった。停車駅は新宿から代々木上原、下北沢、梅ヶ丘で梅ヶ丘からは各駅に停車という中途半端的な内容であった。また梅ヶ丘〜百合ヶ丘間においての区間準急と各駅停車では2:6という内容であった。基本的に8両での運転であるが一部は6両編成も運転されていた。2016年3月26日のダイヤ改正で廃止された。

多摩急行

 2002年3月23日から2018年3月16日まで運転された地下鉄千代田線から多摩線への直通種別。急行と異なる点は向ヶ丘遊園駅を通過し、一部が通過する経堂駅に全列車停車することである。千代田線直通列車専用の種別であるが、ドラブルなどのダイヤ乱れで千代田線直通運転中止時には、まれに新宿駅発着で運行されることもあったほか、多摩急行自体運休することもあった。2016年3月26日のダイヤ改正では日中はすべて急行へと置き換えられ、多摩急行自体は朝夕ラッシュ時の運行種別になっていた。

 2018年3月17日に実施のダイヤ改正において運転を終了。

複々線化事業

 かねてから小田急では、朝の上り通勤ラッシュにおいての混雑緩和や所要時間短縮に向けて、東北沢駅から登戸駅にかけての複々線化工事がたけなわに行われてきたが、このほど2018年度にて事業が完了した。複々線化については1997年に喜多見駅〜和泉多摩川駅間、2004年に梅ヶ丘駅〜喜多見駅間がそれぞれ完成し、残る東北沢駅〜梅ヶ丘駅間においては、前段階として東北沢駅と下北沢駅、世田谷代田駅を2013年に地下化させ、これらの区間においても、複々線用のトンネル工事が進められた結果、ダイヤ改正前の2018年3月3日に完成。同時に向ヶ丘遊園駅から新宿駅までの急行列車の所要時間が、着工前の33分から21分へと短縮され、これらの区間の通勤列車の本数の増発されたことから、長年の小田急の悲願であった代々木上原〜登戸間の複々線化がようやく達成したこととなる。

 また、時期は未定であるが、向ヶ丘遊園駅から新百合ヶ丘駅にかけての高架複々線化も今後検討される見通し。

箱根湯本駅への直通需要の近況

 2021年現在において、新宿駅方面から小田原駅を経由して箱根登山鉄道線の箱根湯本駅への直通列車は、特急ロマンスカー「はこね号」が運行されているが、かつては急行および各駅停車も運行され、とくに急行はほぼ終日運行されていた。しかし近年は急行の長編成化(6両→10両化)において直通需要に対応できなくなったことから、2008年3月のダイヤ改正にて急行の直通は廃止され、4両編成の各駅停車と特急ロマンスカーのみとなったが、各駅停車においても2018年3月17日ダイヤ改正にて平日朝上り1本(新松田行き)を除いて、小田原〜箱根湯本間のみの運転となっている。

 かつては箱根登山線に乗り入れる「急行」が多数存在しており、いずれも最大6両編成で、ほとんどが小田原線内の途中駅(相模大野や海老名・新松田など)で分割・併合を行い新宿方では10両編成で運行していた。一方の「快速急行」は10両編成での運行で、最大6両しか乗り入れることのできない箱根登山線に乗り入れることができなかったため、登場当初から箱根登山線には乗り入れていない。


小田急小田原線 駅一覧

小田急小田原線(新宿〜小田原)■:平日夕方〜夜(18時台〜21時台)の下り通過。▲・↑:平日朝の上りのみの運転。
駅番号

快速
急行


通勤
急行





通勤
準急




各駅
停車

接続している路線および駅周辺ガイド
新宿
(しんじゅく)
OH01





乗降客数世界一を誇っている新宿駅小田急線ホームは上下2層構造式となっており、地上ホームからはロマンスカーを含む優等列車が、地下ホームからは各駅停車が発着している。
南新宿
(みなみしんじゅく)
OH02 | |
参宮橋
(さんぐうばし)
OH03 | | 明治神宮の最寄り駅の一つで、初詣時には特急ロマンスカーの一部列車が臨時停車する。
代々木八幡
(よよぎはちまん)
OH04 | | 千代田線の代々木公園駅にほぼ隣接しており、かつて千代田線が代々木上原駅まで延伸されるまでは連絡扱いを行っていた。
千代田線直通区間
(本厚木方面から)
代々木上原
(よよぎうえはら)
OH05 東京メトロ千代田線との接続駅で、小田急線と一部列車が相互乗り入れを行っている。JR常磐緩行線の車両は当駅止まりであったが、2016年3月以降は小田急線への乗り入れも行っている。
東北沢
(ひがしきたざわ)
OH06 | | | 地下化されるまでは小田急線で唯一、新幹線型の待避駅であった。
下北沢
(しもきたざわ)
OH07 かつては共同使用駅で井の頭線との乗り換えは長年、改札なしで乗り換えられたが、2019年3月からはそれぞれの路線にて改札が分離されている。
世田谷代田
(せたがやだいた)
OH08 | | | かつて小田急線から井の頭線に車両を運び込むための連絡線である代田連絡線が、井の頭線の新代田駅まで敷設されていた。
梅ヶ丘
(うめがおか)
OH09 | | | 梅の名所の一つである羽根木公園へは徒歩5分。
豪徳寺
(ごうとくじ)
OH10 | | |
経堂
(きょうどう)
OH11 | かつて高架化されるまでは踏切の存在やホームの有効長から、千代田線直通をはじめとした準急列車の一部は当駅を通過していた。現在では快速急行や通勤急行、および平日夕方下りの急行列車は当駅を通過する。
千歳船橋
(ちとせふなばし)
OH12 | |
祖師ヶ谷大蔵
(そしがやおおくら)
OH13 | | 当駅近くの砧にはかつて円谷プロダクションがあり、「ウルトラマン発祥の地」であることから、駅前の祖師谷商店街は「ウルトラマン商店街」として親しまれており、当駅の接近メロディーも上りホームは「ウルトラマン」、下りホームは「ウルトラセブン」となっている。
成城学園前
(せいじょうがくえんまえ)
OH14 | 駅周辺の成城は田園調布などと並ぶ高級住宅街であり、玉川学園とともに学園都市でもある。成城には数多くの著名人が居住しているほか、三船プロダクションも成城にある。
喜多見
(きたみ)
OH15 | | | かつて経堂にあった検車区を1994年に移転し、喜多見検車区として開設されている。
狛江
(こまえ)
OH16 | | 狛江市の代表的な駅であり、駅前の広場からは路線バスが発着しており、小田急バスにて主に多摩川住宅や二子玉川、調布、味の素スタジアム、武蔵境方面などへの路線が発着している。
和泉多摩川
(いずみたまがわ)
OH17 | | | ホームのすぐ先は多摩川のほとりとなっている。
登戸
(のぼりと)
OH18 南武線と接続している川崎市多摩区の中心地域。多摩区役所の官庁は登戸駅よりも向ヶ丘遊園駅が近い。
向ヶ丘遊園
(むこうがおかゆうえん)
OH19 | かつて2002年まで営業した向ヶ丘遊園は小田急線が開通した時からの遊園地であった。駅前からロッキード型モノレールが遊園地まで運転されたが、2000年の検査にて老朽化による欠陥が見つかったことから、運休となったうえで2001年2月に廃止された。その翌年には向ヶ丘遊園自体も閉園されている。跡地は川崎市によって買い取られ、藤子・F・不二雄ミュージアムとなっている。また日本民家園も当駅が最寄り。
生田
(いくた)
OH20 | |
読売ランド前
(よみうりらんどまえ)
OH21 | | 駅名であるよみうりランド遊園地へは、駅前から小田急バスを利用。
百合ヶ丘
(ゆりがおか)
OH22 | |
新百合ヶ丘
(しんゆりがおか)
OH23
  • 小田急多摩線<小田急多摩センター・唐木田方面>(一部の列車が直通)
多摩線の開通とともに開業した駅。開業当初の周辺は何もなかった場所であったが、次第に開発されたことによって川崎市麻生区の代表的な街として発展している。
柿生
(かきお)
OH24 | 多摩線から直通 | 柿生の地名は、付近にある王禅寺で原産されている「禅寺丸柿」から。
鶴川
(つるかわ)
OH25 | | こどもの国へは小田急バスにて15分。町田市自由民権資料館へは神奈中バスにて10分。
玉川学園前
(たまがわがくえんまえ)
OH26 | | 駅前には玉川大学などといった学校に恵まれ、町田市の町名にもなっている。春には付近の桜が美しく、桜の写真のスポットとしても有名。また小田急線は横浜市を通らないものの、この駅付近が横浜市に最も近い。
町田
(まちだ)
OH27 新宿や本厚木などとともに小田急線において利用客が多い駅の一つ。特急ロマンスカーの停車も多く、小田原や箱根方面への重要な役割を担っているほか、駅前のバスターミナルからは神奈中バスが町田市内の地域へ数多く運行されている。
相模大野
(さがみおおの)
OH28 小田原線と江ノ島線との分岐駅ならびに大野総合車両所といった小田急における主要駅の一つ。駅周辺も昭和末期から平成期にかけて再開発が行われ、相模原市南部の重要拠点として位置付けられている。
小田急相模原
(おだきゅうさがみはら)
OH29 | | 「相模原」駅と名乗ってはいるが、相模原市の中心である横浜線の相模原駅とは約9qと大きく離れている為、利用者にとっては駅名にて不便を強いられている。
相武台前
(そうぶだいまえ)
OH30 | | 「相武台」の名はかつて座間に存在した陸軍士官学校にて、昭和天皇の行幸の際に命名された呼称。同じ内容の意味ではJR相模線の相武台下駅も該当する。米軍基地であるキャンプ座間の最寄駅。
座間
(ざま)
OH31 | |
海老名
(えびな)
OH32 海老名市の中心駅で、海老名検車区に隣接している。駅の南口には小田急SCディベロップメントが運営している商業施設「ビナウォーク」がある。
厚木
(あつぎ)
OH33 | | 「厚木」と名乗っているが、実際には海老名市に位置している駅。これは相鉄の前身である神中鉄道が厚木市へ乗り入れる計画だった時の名残である。
本厚木
(ほんあつぎ)
OH34 厚木市の中心となっている駅で、小田急にとっても新宿駅や町田駅などとともに代表的な駅。新宿駅からの各駅停車のほとんどは当駅発着となっている。駅前から神奈中バスが運行され、厚木市各地や平塚市・愛川町・清川村方面などへ運行されている。
愛甲石田
(あいこういしだ)
OH35 厚木市と伊勢原市との境に位置している駅で、駅名は厚木市愛甲と伊勢原市石田からなる複合駅名である。
伊勢原
(いせはら)
OH36 大山登山および大山詣りで知られる阿夫利神社の玄関口となっている駅。当駅北口バス乗り場からは大山ケーブルへの神奈中バスが発着している。この他にも南口バス乗り場からは平塚方面へ神奈中バスが運行されている。千代田線との乗り入れ区間は当駅発着。
鶴巻温泉
(つるまきおんせん)
OH37 丹沢山麓にある温泉郷の一つ、鶴巻温泉郷への下車駅。
東海大学前
(とうかいだいがくまえ)
OH38 かつては大根駅であったが、橋上駅舎へ改修する際に東海大学が資金を提供したことから1987年に改称された。この駅は秦野市であるものの平塚市との境も近い。秦野盆地や相模湾などが一望できる弘法山公園へはこの駅で下車。
秦野
(はだの)
OH39 丹沢登山における拠点の駅。駅前からはヤビツ峠や震生湖などへのハイキング登山コースも充実しており、観光客も多い。東海大学前と同じくこちらもかつての大秦野駅から改称された。
渋沢
(しぶさわ)
OH40 秦野駅とともに丹沢登山への拠点駅。レジャー施設などが充実している県立秦野戸川公園へは神奈中バスで15分。次の新松田駅までの区間は6.2qと小田急線では一番駅間距離が長く、渓谷美といった風光明媚な沿線風景から、小田急ロマンスカーのCMにたびたび登場している。
新松田
(しんまつだ)
OH41 駅前の御殿場線(JR東海)松田駅との連絡駅。同じく駅前バス乗り場から大雄山駅方面への箱根登山バス、山北・大井方面への富士急湘南バスがそれぞれ発着している。
開成
(かいせい)
OH42 | かつて駅が一つもない開成町であったが、1985年に地元町民の請願によって開業した。現在では各駅停車や急行のほか、快速急行の一部(新松田駅にて種別変更された急行)も停車する。
栢山
(かやま)
OH43 | |
富水
(とみず)
OH44 | |
螢田
(ほたるだ)
OH45 | |
足柄
(あしがら)
OH46 | | 同じ駅名が御殿場線にもあるが、全くの別の駅。(御殿場線足柄駅は静岡県小山町にある)
小田原
(おだわら)
OH47 箱根観光への玄関口の代表となっている小田原市の中心駅。箱根湯本へはロマンスカーが乗り入れているが、2008年までは新宿からの急行も乗り入れていた。小田原城などといった小田原観光への下車駅。



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