町田駅は東京都町田市原町田に位置している、JR東日本(東日本旅客鉄道)および小田急電鉄の駅であり、以下の路線が乗り入れている。 概要 ここでは、町田市の内容についても触れる。 町田駅は町田市の中心駅であり、JR横浜線ならびに小田急小田原線が乗り入れている、東京都の多摩地域における主要駅の1つである。JR横浜線は快速や各駅停車の全営業列車が停車する[1]ほか、小田急小田原線も一部の特急「ロマンスカー」を除き全営業列車が停車する。小田急線では2番(1番は新宿駅)、横浜線では1番の乗降客数を誇り、2社を合算した1日平均乗降人員は約51万人と多摩地域で最も多い。小田急とJRの駅は徒歩で5分ほど距離が離れており、両駅間を結ぶペデストリアンデッキは乗り換え客や買い物客で人通りが非常に多い。これはかつて横浜線が国鉄時代に「原町田駅」、小田急線が「新原町田駅」と名乗っていた時代の名残である。また南多摩地域や相模原地域などの拠点になっており、市内からはもちろん神奈川県の相模原市や大和市、或いは川崎市北部(麻生区や多摩区)や横浜市北部(青葉区や緑区など)からの買い物客を集めており、小田急線の駅は小田急百貨店町田店と直結している。 町田駅を擁している町田市は東京都の自治体であるものの、地理に疎い人間はもとより、地方からの上京経験者あるいは外国人の観光客などにとっては、町田市とは神奈川県と思い込んでいる人が多い。むしろ同じ東京都と隣接している自治体が少ない(八王子市と多摩市のみ)ことより、逆に神奈川県の自治体(相模原市や大和市・横浜市の青葉区や緑区・瀬谷区・川崎市麻生区)と隣接していることが多いことに加え、市内を走っている一般路線バスが神奈中バス(神奈川中央交通)[2]であることが主な要因になっている。こういった状況から、東京都よりも神奈川県(とくに相模原市や川崎市北部・横浜市北部など)との関わり合いが深い地域となっている。 乗り場 当駅の乗り場はJR東日本・小田急とに分かれており、本項では事業者別に記述する。 JR東日本(東日本旅客鉄道) JR東日本は2面4線式のホームで横浜線の列車が発着し、外側の2線が主本線で内側の2線が副本線の構成になっており、主に副本線は緩急接続および当駅発着の列車の発着に使用されている。JR東日本は駅番号が導入されており、「JH 23」となっている。
小田急(小田急電鉄) 小田急は島式ホーム2面4線を有する高架駅であり、地上11階地下1階建の駅ビル(町田小田急百貨店)の2階と3階の間(中3階部分)を鉄道が貫くというスタイルで建設された駅である。内側2線(2番ホームと3番ホーム)が主本線、外側2線(1番ホームと4番ホーム)が待避線となっている。小田急では駅番号が導入されており、当駅の番号は「OH 27」である。
特徴 町田駅は新宿駅や横浜駅などへ30分ほどで辿り着ける利便性から、利用客も多く、多摩地域の代表的として名高い反面、北東〜南西方向(新宿および厚木・小田原方面)に走る小田急線と北西〜南東方向(横浜および相模原・八王子方面)に走るJR横浜線がほぼ直角に交差しているが、町田駅からはこの2路線4方向のどれに乗っても神奈川県に進入することになる。実際に当駅から横浜線ならびに小田急線にて都内の他の自治体[5]の各駅へ向かう場合、必ず神奈川県を経由して向かうかたちになる。 バス乗り場 脚注
外部リンク |