(渋谷〜吉祥寺) 京王井の頭線は渋谷から下北沢、明大前、永福町を経由して吉祥寺へ向かう京王電鉄の主要幹線。渋谷駅から吉祥寺駅の区間を途中世田谷区や杉並区、三鷹市、武蔵野市を通過している。同じ京王電鉄でも京王線系統と軌間が1067oと異なっており、もともとは小田急電鉄の帝都線として開通したためである。その名残りの為に、小田急線と接続している下北沢駅では乗り換えの改札は設置されていなかったが、当該駅の改良工事によって、2019年3月16日から京王改札と小田急改札とに分離されている。 運転内容井の頭線では2016年3月現在、急行と各駅停車の2種類が運転されている。急行は渋谷駅を出ると途中下北沢駅、明大前駅、永福町駅、久我山駅と吉祥寺駅に停車する。各駅停車はかつて終点まで先着する列車と永福町駅にて急行を待ち合わせる列車の2種類があったが、現在ではほとんどが永福町駅での急行列車の待ち合わせを実施している。車両はすべて1000系の5両編成で運用されている。 日中時間帯における運転内容
急行 井の頭線内の最速達種別。平日朝のラッシュ時を除いてほぼ終日設定されており、永福町駅にて各駅停車に接続している。普段は渋谷、下北沢、明大前、永福町、久我山、吉祥寺に停車しているが、東京大学駒場キャンパスにおける大学入試およびイベント開催日には駒場東大前駅に、花見シーズンには井の頭公園駅に数本が臨時停車する。 各停(各駅停車) 基本的には全日に亘って渋谷〜吉祥寺間にて運転されているほか、ラッシュ時の一部や終電近くには富士見ヶ丘行きの列車が運転されている。急行運転時間帯には、ほぼ全列車が上り下りとも永福町駅にて急行の待ち合わせを行っている。 その他
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