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東武アーバンパークラインは、埼玉県の大宮駅から岩槻、春日部、野田市、柏を経て、千葉県の船橋駅に至っている東武鉄道の主要通勤路線。本来は東武野田線の鉄道路線であるが、2014年4月1日からは愛称名を「東武アーバンパークライン」として広く親しまれている。 基本的には野田線と呼ばれており、本項目では以下、特記のない限り、路線名をアーバンパークラインとして述べる。 運転内容 大宮〜船橋間の路線であるものの、アーバンパークラインの運転内容は柏駅を境に基本的に大宮〜柏間と、柏〜船橋間とに分けられている。これは柏駅の構内がスイッチバック式の内容である為で、全線通しの運転はわずかながらあるものの、ほぼ全てにおいて柏駅で乗り換える形が多い状況になっている。また路線状況においては、ほぼ全区間で単線であったが、戦後は次第に複線化されていき、2017年現在では春日部〜運河間と逆井〜六実間が単線区間となっており、このうち逆井〜六実間は2019年度に複線化される予定。 長年、各駅停車のみの運転であったが、2016年より急行が、2017年より特急「アーバンパークライナー」がそれぞれ登場している。 日中時間帯における運転内容
急行 2016年3月26日から運転を開始した野田線初の一般優等列車。当初は大宮〜柏間を中心に運転され、春日部駅を境に大宮方は通過区間(岩槻駅のみ停車)、柏方は各駅停車であったが、2020年3月14日からは全区間に運転区間が拡大され、日中時間帯は大宮〜船橋間に約30分間隔で運転されているほか、新たに設定された柏〜船橋間でも朝や夕方・夜間にも約30分間隔で設定されている。 これまでの停車駅にて設定された急行は「区間急行」へ種別変更されている。(後述) 区間急行 2020年3月14日に設定された種別で、これまでの急行の停車駅の内容を踏襲した種別。主に朝夕時間帯に概ね30分間隔で運転されている。運転区間は大宮〜柏間である。 普通 従来からの列車種別で、柏駅を境に大宮〜柏間、および柏〜船橋間とに分かれて運転されている。全線概ね10分毎の運転となっており、急行の運転時間帯は大宮〜春日部間の区間列車も設定されている。これ以外にも区間列車が多数あり、アーバンパークラインの車庫施設のある七光台発着列車をはじめ、岩槻駅や運河駅、および野田市駅、六実駅などの発着列車も朝晩時間帯に設定されている。
現在の運行車両 アーバンパークラインで運用されている列車は、すべて6両編成で運転されている。
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