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新京成線は、JR常磐線と接続する松戸駅から、八柱、新鎌ヶ谷、北習志野、新津田沼を経由して、京成線の京成津田沼駅に至っている新京成電鉄の鉄道路線。全長26.5qの区間を松戸市、鎌ケ谷市、船橋市、習志野市の各自治体を通過している。
運行内容
全ての列車において各駅停車にて運転されており、松戸〜京成津田沼間の通し運転が基本で、日中時間帯は10分間隔で運転されている。さらに20分間隔(日中の6本のうちの3本)にて京成津田沼駅経由で京成千葉線へ乗り入れ、千葉中央駅まで直通運転されているが、2019年現在は新京成の車両だけでの片乗り入れとなっている。また、朝晩においては入出庫の為に、くぬぎ山駅発着が設定されているほか、松戸方面から新津田沼駅発着も設定されている。
日中時間帯における運行内容
運行内容\駅名 |
新京成線 |
京成千葉線 |
松
戸 |
… |
京
成
津
田
沼 |
… |
千
葉
中
央 |
線内運転 |
3本 |
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京成千葉線直通 |
3本 |
運行車両
新京成線で運行される車両は、かつては8両編成が存在していたが、現在は全車両6両編成で運行されている。
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80000形車両(2019年12月27日運用開始予定)
2019年12月27日に運用を開始する予定の新京成における最新型通勤型車両。先に登場した京成3100形車両と共通で設計され、今後の京成グループにおける次世代の標準型となる予定である。現在運用中の8000形車両を置き換える見込み。
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N800形車両(4編成24両)
京成千葉線への乗り入れに備えて、2005年から運行を開始した新京成の最新型車両。グループ会社である、京成の新3000形車両と同一仕様となっているのが特長であり、京成グループ標準車体の車両として、今後の活躍が期待されている。現在は6両編成の4編成が在籍。
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8900形車両(3編成18両)
1993年から1996年にかけて製造されたオールステンレス車両。当初は全編成8両編成であったが、2014年に6両編成に短縮され、中間車体の付随者(サハ)2両は廃車となっている。なお8両編成の時からはもちろん、6両編成に短縮されてからも京成千葉線への乗り入れは行われていない。
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8800形車両(16編成96両<車両全体>)
1986年から1991年にかけて製造され、2017年現在における新京成の車両編成では最多となっている。登場当時は8両編成であったが、京成千葉線への乗り入れ準備によって、2006年から順次6両編成に短縮され、8両編成12本から6両編成16本の内容に変更されている。現在は一部の編成(8801〜8804、8808、8811、8812、8816)が京成千葉線乗り入れ対応(後述)となっている。
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8800形車両京成千葉線乗り入れ対応
先述の8800形車両のうち、2006年から行われている京成千葉線への乗り入れに備えて、京成線用の「普通」種別幕や急行灯の設置などの改造が行われている。2019年現在は8801〜8804、8808、8811、8812、8816の各編成が京成千葉線乗り入れ対応となっている。
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8000形車両(2編成12両)
1978年に登場したかつての新京成の代表的通勤車両。「習志野狸」の愛称で知られ、新京成線内のほか当時、北初富から乗り入れていた北総開発鉄道線(当時:現、北総線)への直通運用にも活躍した。全盛期には9編成54両活躍していたが、現在においては新京成の最古参車両であることから、廃車が進められており、2019年現在は2編成12両の内容になっており、かつての名車も少数派となっている。
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現在の乗り入れ路線
現在、新京成線は京成津田沼駅において、日中時間帯に限り京成千葉線への乗り入れを実施しており、20分間隔で松戸から千葉中央まで乗り入れている。内容にて前述のように、乗り入れ内容は新京成の車両だけが乗り入れている、片乗り入れ方式となっている。ちなみに京成千葉線は、千葉中央から先、一部の列車は京成千原線のちはら台駅まで乗り入れているが、新京成線から千原線への乗り入れは、現在実施されていない。
過去の運転内容
かつて1979年から1992年までは、松戸から北初富を経由して、千葉ニュータウン中央まで北総開発鉄道線(現:北総線)と相互乗り入れを行っていた。新京成から8000形車両、北総からは7000形車両が松戸から千葉ニュータウンまでを往復し、6両編成で運転された。その後は北総線の都心乗り入れに伴い、1992年7月8日の新京成における新鎌ヶ谷駅の開業によって、新京成線と北総線との相互乗り入れは終了している。
路線の特徴
- 新京成線の駅や車内の路線図には京成グループの一員であることから、当該路線に加えて、京成線や北総線、成田スカイアクセス線の全駅のほか、グループ外であるものの、北習志野駅にて接続している東葉高速鉄道線(西船橋〜東葉勝田台間)、新鎌ヶ谷駅にて接続している東武アーバンパークライン(新鎌ヶ谷〜船橋間)も掲載されている。
- 全列車各駅停車(普通)である為に、原則として線内運転列車の種別表示は行っていないが、京成千葉線への乗り入れ列車については、京成線内において「普通」の種別表示が行われ、京成津田沼駅にて実施している。また、これに関連して、京成用の通過表示灯の取り付けが乗り入れ対応車に実施され、8800形車両の一部、および8000形車両に施され、N800形車両は当初から取り付けられているものの、8900形は当初から乗り入れ対応の予定はない為に取り付けられていない。
- 他社線への乗換専用改札口が松戸駅と新鎌ヶ谷駅、北習志野駅にあるが、いずれも他社の管理となっており、松戸駅はJR東日本、新鎌ヶ谷駅は北総鉄道、北習志野駅は東葉高速鉄道がそれぞれ管理している。また、京成津田沼駅は共同使用駅で京成電鉄の管理駅であるほか、松戸駅もかつて1994年3月まで、新鎌ヶ谷駅も2019年6月15日までそれぞれ共同使用駅であり、松戸駅はJR東日本、新鎌ヶ谷駅は北総鉄道の管理駅であった。
- 現在、鎌ケ谷市における連続立体交差事業がくぬぎ山〜鎌ヶ谷大仏間にて実施されており、北初富駅と新鎌ヶ谷駅、初富駅が高架化され、2017年10月21日に下り線(京成津田沼方向)が、2019年12月1日に上り線(松戸方向)がそれぞれ高架化され、これらの区間の踏切12か所が廃止されている。
新京成線 駅一覧
■新京成線■(松戸〜京成津田沼間)
駅 |
駅番号 |
接続している路線
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松戸
(まつど) |
SL01 |
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上本郷
(かみほんごう) |
SL02 |
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松戸新田
(まつどしんでん) |
SL03 |
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みのり台
(みのりだい) |
SL04 |
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八柱
(やばしら) |
SL05 |
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常盤平
(ときわだいら) |
SL06 |
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五香
(ごこう) |
SL07 |
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元山
(もとやま) |
SL08 |
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くぬぎ山
(くぬぎやま) |
SL09 |
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北初富
(きたはつとみ) |
SL10 |
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新鎌ヶ谷
(しんかまがや) |
SL11 |
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初富
(はつとみ) |
SL12 |
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鎌ヶ谷大仏
(かまがやだいぶつ) |
SL13 |
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二和向台
(ふたわむこうだい) |
SL14 |
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三咲
(みさき) |
SL15 |
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滝不動
(たきふどう) |
SL16 |
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高根公団
(たかねこうだん) |
SL17 |
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高根木戸
(たかねきど) |
SL18 |
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北習志野
(きたならしの) |
SL19 |
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習志野
(ならしの) |
SL20 |
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薬園台
(やくえんだい) |
SL21 |
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前原
(まえばら) |
SL22 |
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新津田沼
(しんつだぬま) |
SL23 |
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京成津田沼
(けいせいつだぬま) |
SL24 |
- 京成本線<京成上野・押上・京成船橋・成田空港方面>
- 京成千葉線(千葉中央駅まで直通・日中時間帯、新京成車両にて乗り入れ)
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外部リンク
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