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京成千原線は、千葉中央駅から市原市のちはら台駅へ向かう京成電鉄の通勤路線である。京成千葉線の実質的な延長路線として機能しており、全ての列車が京成津田沼方面から直通している。もともとは千葉急行電鉄であったが、経営不振に伴って1998年に京成に譲渡のうえ京成千原線へと改称されている。
運転内容
京成千葉線と一体化されており、運転内容はすべて普通列車(各駅停車)にて運転され、朝夕の一部は京成上野〜ちはら台間の列車、日中は京成津田沼〜ちはら台駅間でそれぞれ運行されており、概ね20分間隔の運行となっている。千葉線と同様に途中の各駅はホーム長が6両編成分しかないため、ほとんどの列車が6両編成で運行されている。
運用車両
千原線で運用されている車両は、主に6両編成にて運用されており、新3000形(写真左)や3700形(写真右)などの各車両が運用されている。主な運用区間は京成津田沼〜ちはら台間のほか、京成津田沼駅から京成本線へ乗り入れて京成上野まで運用されている。なお、京成津田沼駅を経由しての新京成線への乗り入れは、2017年現在行われていない。
豆知識
- 前述の通り、当初は千葉急行電鉄であり、小湊鐡道線の海士有木駅まで建設される予定であったが、資金難のために凍結され、現在も延伸工事の着工に関しては未定のままとなっている。
- もともと千葉急行電鉄として開業した経緯から、他の京成線とは別運賃扱いで、キロ数の計算が千葉中央駅で打ち切られ、千原線と他線の運賃を合算する形式となっている。このような形式内容は、東急こどもの国線も当てはまる。その為に、都営浅草線や京急線などの各駅から千原線の運賃は掲示されていない。
- ちはら台行き電車の行先表記に関して、3700形などの幕式の行先表示器を搭載する車両は「(千葉)ちはら台」表記となっているが、N3000形のLED式の行先表示器を搭載する車両では、単に「ちはら台」表記となっている。
京成千原線 駅一覧
■京成千原線■(千葉中央〜ちはら台間)
駅 |
駅番号 |
接続している路線 |
千葉中央
(ちばちゅうおう) |
KS60 |
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千葉寺
(ちばでら) |
KS61 |
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大森台
(おおもりだい) |
KS62 |
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学園前
(がくえんまえ) |
KS63 |
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おゆみ野
(おゆみの) |
KS64 |
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ちはら台
(ちはらだい) |
KS65 |
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