東武大師線は、スカイツリーラインの西新井駅から、西新井大師の門前に近い大師前駅に至っている、全長1qの東武鉄道の通勤ローカル路線で、東武亀戸線とともに2両編成の列車が走る路線である。もともとは東上線の上板橋駅に至る東武西板線の一部として計画された区間であったが、昭和恐慌の影響によって計画を断念し、一部分が残されたかたちとなっている。その影響もあってか線内の途中駅はない。 運転内容大師線は終日、西新井駅から大師前駅までの区間を各駅停車だけで往復しており、終日を通じてほぼ10分間隔にて運転されている。亀戸線と同様にワンマン運転を実施し、専用の8000系車両2両編成で運用されている。 運用車両
大師線で運用されている8000系ワンマン車両は、亀戸線と共通の2両編成での運用となっているが、亀戸線との運用の関係などから毎日昼過ぎに車両交換が実施され、西新井駅13時14分から交換後の車両で運用されている。従って殆どが西新井駅の1番線から大師前行きが発着しているものの、この13時14分発の大師前行きのみ2番線から発車する。 大師線の利用方法 大師線の終着駅である大師前駅は駅員無配置駅(無人駅)である為に、大師前駅における乗車券発売や改札などに関しては、西新井駅構内の乗り換え通路上に設置されている券売機および連絡専用の自動改札機を設置して対応している。この内容には名鉄築港線における大江駅(→東名古屋港駅が無人駅)およびJR西日本和田岬線における兵庫駅(→和田岬駅が無人駅)も該当している。 利用方法は以下の内容となる。
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