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過去の京成車両

 ここでは過去に活躍した京成の車両を紹介する。

AE100形・・・・平成において活躍した2代目スカイライナー

 1990年から2015年まで活躍した先代(2代目)スカイライナー。かつて計画された都営浅草線経由で京急線の羽田空港駅への乗り入れに備えて、前面に貫通扉が付いているのが特徴であったが、都営浅草線への乗り入れは一貫して実施されず、上野〜成田空港間の京成本線経由のスカイライナー運用で活躍した。2010年の成田スカイアクセス線開業後はシティライナーの運用へ変更されたが、度重なる運用減によって、2015年11月に定期運用を終了、2016年2月のさよなら運転でもって引退している。

3500形未更新車・・・・京成初のステンレス製車両。

 1972年に登場した京成初のステンレス製一般形車両。これまでの赤電のイメージを変え、当時の京成通勤車両におけるフラッグシップ的な存在として活躍した。全盛期には特急や急行、普通列車の運用などで活躍し、1982年までの10年間に96両が製造された。1996年から更新が行われたが、コスト削減を機に56両で打ち切られ、残りの40両は未更新のまま2017年まで活躍した。

3300形・・・・かつての京成の主力で「赤電」最後の車両。

 昭和における京成車両の代名詞の一つで、全盛期にファイアーオレンジ塗装であったことから「赤電」の愛称で親しまれていた。3300形車両をはじめとした旧型3000形車両は1958年に登場し、本系列も1968年に登場している。登場時は非冷房車であったが、1984年から冷房化されている。以来、京成車両の古株として活躍したが、新3000形の登場に伴って、2015年に運用を終了している。

【番外】千葉急行(当時)で活躍した旧3000形(旧3050形)車両

 旧型3000形系車両の一部には、かつて千葉急行電鉄(現:京成千原線)で活躍した車両も運用されており、青色の塗装が特徴的であった。1994年から1996年まで活躍し、主に京成本線などでの普通列車の運用を受け持っていた。




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